身だしなみの本質から考える「身だしなみ3つのポイント」

身だしなみ

「身だしなみ」を考える時に、どうしても”この靴は良いのか、悪いのか”、”この時計は、良いのか、悪いのか”、”この服装は良いのか、悪いのか”と一元的に考えてしまいがちです。

こういった一問一答形式の表面的な良い・悪いの判断は、職種や業界によっても変わりますので応用がきかないことが多いのです。

身だしなみを考えるうえで大切なのは、身だしなみについて自分自身で判断ができるようになる事です。

「身だしなみ」の本質

自分自身で判断ができるようになるために大切なことは、本質から考えていくことです。

以下の流れで「身だしなみ」について考えていくと臨機応変に判断ができるようになります。

そもそもマナーとは、「相手の立場に立つこと」です。

では、相手の立場に立った「身だしなみ」とはどのようなものか。それは、「相手にとって好感の持てる服装かどうか」ということです。

「身だしなみ」と「おしゃれ」の違い

ちなみに、服装をあらわす言葉として「おしゃれ」があります。しかし、おしゃれは「自分の立場に立った服装つまり、自分が楽しむ服装」です。

先程の本質からしても「身だしなみ」と「おしゃれ」は違うということがお分かりいただけると思います。

「身だしなみ」3つのポイント

それでは「相手にとって好感の持てる服装」とはどんな服装なのでしょうか。

「身だしなみ」3つのポイントをお伝えします。ここは覚えて頂くと良いですね。

身だしなみの3つのポイントとは、「清潔感」「上品さ」「控えめ」です。

「清潔感」ですが、大切なのは「感」という字です。洗いたての髪の毛、洗濯したてのシャツ。とても清潔です。でも整っていなかったら、「相手視点」で考えた時、清潔に感じないのです。

「上品さ」「控えめ」、これはどんな方からも好感が持てる服装がガイドラインとなります。つまり、個性的なものや華美な装飾が多いものは避けましょう。

「身だしなみ」のまとめ

以上をまとめますと、①そもそも「マナーの本質」の本質から考える、②すると自然に「身だしなみ」のガイドラインが出てくる、③ガイドラインから出た「身だしなみの3つのポイント」をおさえておく。

「そもそも」といった本質から考えていくと「納得感」が出てきて自分で判断ができるようになります。


本記事は、株式会社アイビーエーの「ビジネスマナー研修(基礎・応用)」の内容をもとに紹介しています。

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