訪問先で出していただいたお茶を飲むタイミングは?

お茶を飲むタイミング

この質問は、ビジネスマナー研修を受講された方から頂いた質問です。

お客様の会社へ訪問するとお茶が出てくることが多いですね。ビジネスマナー研修を行っていると、必ずといっていいほどお茶に関する質問はたくさん出てきます。皆さんも一度は困った経験があるのではないでしょうか?

今回はその中から、3つの質問にお答えします。

質問:出されたお茶を飲むタイミングはいつですか?

基本的には、お茶が出され、相手の方が「どうぞ」とおっしゃり、かつ相手の方が口をつけてから「頂きます」と言って飲みましょう。

お茶椀を大切にあつかい、飲んでください。

喉が渇いているからと言って、お茶が出された直後に先に飲むことのないようにして下さいね。

質問:出されたお茶は全部飲み干していいのですか?

もちろん全部飲んでいただいて構いません。ただ、一気飲みは避け、何口かにわけて飲みましょう。

やはり、少しは残した方が良いのではないか。という意見も聞かれますが、これは相手の立場に立つというマナーの本質からも、お茶を入れてくださった方の気持ちから考えましょう。

お茶を入れてくださった方は、お客様が帰られた後、残ったお茶を見て、「まずかったのかしら・・・」と不安に思いますね。

従って、全部飲んでいただけるととても嬉しものです。

質問:最後まで「どうぞ」と言われなかったときのお茶の飲み方は?

2つ目の質問の観点からも、ぜひお茶は頂いて帰りたいですね。

相手の方から「どうぞ」と言われたかった時は、最後に「せっかくですので、頂きます」と一言断ってから頂きましょう。すると、相手の方を不快な思いにさせることなく、入れてくださった方への思いも満たすことができます。

お茶の飲み方のまとめ

コミュニケーションの場には欠かせない「お茶」。何度も体験しているのに、マナーとなると曖昧な部分が多いのも事実。お茶の飲み方について今一度確認して、お互いにとって気持ちよくいただけるようにしたいですね。


本記事は、株式会社アイビーエーの「ビジネスマナー研修(基礎・応用)」の内容をもとに紹介しています。

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