面接時の入室から着席までの手順まとめ

面接の入室

面接時の入室から着席までの流れも皆さんが頭を悩ませる分野の1つです。特に「ノックの回数」と「入室後、どこに立つのか」について悩まれることが多いようです。

1人で面接を受ける場合を想定し、流れに沿って理由を交えながら解説します。

大切なのは動きを覚えることではなく、「なぜ、そうするのか」という理由付けです。理由が理解できれば、覚えようとしなくてもその場で動くことができるようになります。大切なのは、「理由」です。

面接時の入室から着席までの手順 その①

まずは、面接室の扉をノックします。

ノックの回数は、諸説ありますが、3回がベストと考えます。2回は、トイレノック、3回は親しい方へのノック、4回はプロトコールと言われています。

ただ、面接で4回ノックするのは、日本の場合違和感があります。従って、3回がベストと考えます。

面接時の入室から着席までの手順 その②

「どうぞお入りください」と言われたら、扉(引き戸の場合)を両手で開け、「失礼します」と挨拶をして入室します。

扉を閉める時に面接官に対してお尻を向けないように配慮しましょう。

面接時の入室から着席までの手順 その③

扉を閉めたら、イスの左側に立ち「よろしくお願いします」と挨拶をします。

椅子の左側に立つのは、国際標準が「右上位」であり「右」側が上位の位置であるとされています。従って、面接を受ける側は下位の左側に立ちます。

面接時の入室から着席までの手順 その④

「どうぞお座りください」と言われたら、「失礼します」と言い、着席します。

椅子の左側に立った状態で「失礼します」と言います。それから椅子の正面に立ってから着席します。

その後「これから面接を始めます」と言って面接が始まります。

面接時の入室から着席までの練習方法

上記の①~④の流れは一度聞いただけでは理解はできるもののなかなか実践ができません。そこで私どもでは講義の中でこの流れを、理由を意識しながら“職員室の入室時”と“授業の開始時の「起立・礼・着席」時”に練習をしてみることをお勧めしています。

こうすることで面接当日、自然に体が動くようになります。


本記事は、株式会社アイビーエーの「中学3年生向け:面接前のマナー講座」の内容をもとに紹介しています。

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