教職員向け保護者応対マナー講座:階段でのご案内の仕方

階段での案内

学校では来校者を階段でご案内することも多いですね。今回は、階段でのご案内のマナーについてお伝えします。

階段でのご案内の基本

階段でのご案内は、「お客様より目線が上にならないこと」です。

上り階段の時のご案内方法

お客様に先に上がっていただき、案内人である自分は後からです。「恐れ入りますが、2階までお上がり下さいませ。」と促し行先を告げます。

ただ、上り階段でのご案内方法の中には、ガイド役として案内人が先に上がるという考え方もあります。

【参考としての体験談】
以前、ある企業に大きなスーツケースを持って伺った際、受付の方が「階段でお願いします」とご案内くださいました。

しかし、行先の階数を告げられることなく、目的地である会議室(ちなみに会議室は4階でした)を目指し階段で上がっていかれたため果てしなく感じた事があります。

やはり、お客様の心の準備として行先は告げられたほうが安心感があります。

下り階段の時のご案内方法

案内人である自分が先に降りていきます。こうすることで自然と原則である「お客様より目線が上にならない」状態になります。

まとめ

マナーは、正しい、間違っているという正誤があるものではありません。来校者、お客様の立場にたち、相手にとって何が快適であるかを考えて応対してみてください。


本記事は、株式会社アイビーエーの「教職員向け:保護者応対マナー講座」の内容をもとに紹介しています。

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